ホームヘルパーって?
ホームヘルパー(訪問介護員)は、高齢者や障害者宅を訪問して介護サービスや家事援助サービスを行います。介護サービス、家事援助サービスには、食事、入浴、清掃、排泄、衣服の着脱や移動のような仕事が含まれます。そのため、介護に関しての知識だけではなく、人とのつながりも重要なお仕事になってきます。家族への介護技術の指導なども行います。
ホームヘルパーの資格には、試験というものがありません。ホームヘルパーの資格を取得するには、一定の時間の研修を受ける必要があります。
ホームヘルパーの資格には、1〜3級課程があり、1級課程修了者の継続養成研修を含め4種類の研修があります。2級の講習から行うのが一般のようです。
ホームヘルパーのお仕事って?
訪問介護が主なお仕事です。介護サービス、家事援助サービスなどがあり、介護サービスには、食事や入浴、排泄、衣服の着脱や移動などの支援、家事援助サービスには、調理、洗濯、掃除、買物などの援助や代行などがあります。また、在宅サービス事業者によりさまざまのお仕事があると考えられます。
また、各級によっても仕事の内容が違うようです。
- ホームヘルパーの業務
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- ■1級取得者
- 訪問介護事業所において「サービス提供責任者」として、後輩の育成指導、利用者とヘルパーとのコーディネート等ができる。
- ■2級取得者
- 訪問介護において身体介護・家事援助ができる。取得後実務経験3年以上(1級養成講習受講資格付与)で、「サービス提供責任者」もできる。また、老人施設においても、身体介護が出来る。
- ■3級取得者
- 訪問介護において家事援助が出来る。
資格GETのメリットは?
ホームヘルパーを取得した後、更なるスキルUPを目指すスタートとして、資格取得を目指すと良いでしょう。初めての介護の職業に就くにはいい資格でしょう。ホームヘルパーの仕事は、非常に過酷で、人間関係の問題や収入も少ないのが現状です。しかし、今からの高齢化社会には不可欠な職業でもあるのです。今から介護の仕事をやっていこうとするのであれば、頑張って取得を目指し、さらに介護福祉士やケアマネージャーの資格を目指すことをおすすめします。
ホームヘルパーになるためには?
ホームヘルパーになるには、都道府県指定の実施機関の研修を受ければ資格を取得することが出来ます。課程 | 研修内容 | 受講対象者 | 時間 |
---|---|---|---|
継続養成研修 | 1級課程修了者の資質の維持・向上に必要な研修 | 1級課程修了者 | - |
1級 | チーム運営方式の主任ヘルパー等の基幹的ヘルパーの養成研修 | 2級課程修了者で、業務経歴の規定等を満たしている者 (研修機関の属する地方自治体により規定される) | 230時間 |
2級 | ホームヘルプサービス事業従事者の基本研修 | ホームヘルプサービス事業に従事する者又はその予定者 | 130時間 |
3級 | ホームヘルプサービス事業従事者の入門研修 | 勤務時間の少ない非常勤ヘルパー、福祉公社の協力会員、登録ヘルパー等としてホームヘルプサービス事業に従事する者又はその予定者 | 50時間 |
各級 | 研修科目 | 内容等 |
---|---|---|
1級 | 講義 | 社会福祉関連制度とサービス、介護方法と技術、チームケアとチームワーク等 |
演習 | ケアマネージメント技術、指導技術と介護技術の向上等 | |
実習 | 痴呆性高齢者等処遇困難事例対応実習、デイサービスセンター実習、チーム運営方式業務実習、訪問看護同行訪問、在宅介護支援センター職員との同行訪問等 | |
2級 | 講義 | 福祉サービスの基本視点、社会福祉の制度とサービス、ホームヘルプサービスに関する知識、サービス利用者の理解、介護に関する知識と方法、家事援助に関する知識と方法、相談援助とケア計画の方法等 |
演習 | 共感的理解と基本的態度の形成、基本介護技術、ケア計画の作成と記録・報告の技術等 | |
実習 | 介護実習、ホームヘルプサービス同行訪問、在宅サービス提供現場見学 | |
3級 | 講義 | 社会福祉に関する知識、ホームヘルプサービスに関する知識と方法等 |
演習 | 共感的理解と基本的態度の形成、介護技術入門等 | |
実習 | 在宅サービス提供現場見学 |
ホームヘルパーお役立ちリンク集
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