測量士・測量士補って?
測量士・測量士補とは、測量のスペシャリストです。よく、道端で測量計を持っている測量士・測量士補の方々を見かけることがあります。測量法では、測量士は測量に関する計画を作製し、または実施する。測量士補は、測量士の作製した計画に従って測量に従事する。と記載されています。
測量士・測量士補のお仕事って?
民間企業などから依頼されての測量を民間測量、市、都道府県、国からの発注での測量を公共測量といいます。大きくこの二つが測量士・測量士補のお仕事になるようです。
資格GETのメリットは?
測量士・測量士補の資格を持っていると土地家屋調査士の資格試験の一部が免除されます。土地家屋調査士とのダブルライセンスGETを目指してみても良いかもしれません。
測量士・測量士補になるためには?
測量士・測量士補になるためには、いくつかの方法があります。まずは、国土地理院が行う測量士・測量士補資格試験に合格することです。(受験資格の制限はありません。誰でも受けることが出来ます。)
また、その他にも測量士・測量士補になるには以下の方法があります。
測量士の資格要件
- 大学であつて文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、該当大学を卒業した者で、測量に関し一年以上の実務の経験を有するもの
- 短期大学又は高等専門学校であつて文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、当該短期大学等を卒業した者で、測量に関し三年以上の実務の経験を有するもの
- 測量に関する専門の養成施設であつて第51条の2から第51条の4までの規定により国土交通大臣の登録を受けたものにおいて一年以上測量士補となるために必要な専門の知識及び技能を修得した者で、測量に関し二年以上の実務の経験を有するもの
- 測量士補で、測量に関する専門の養成施設であつて第51条の2から第51条の4までの規定により国土交通大臣の登録を受けたものにおいて高度の専門の知識及び技能を修得した者
- 国土地理院の長が行う測量士試験に合格した者
測量士補の資格要件
- 大学であつて文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、当該大学を卒業した者
- 短期大学又は高等専門学校であつて文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、当該短期大学等を卒業した者
- 測量法第50条第3号の登録を受けた測量に関する専門の養成施設において一年以上測量士補となるのに必要な専門の知識及び技能を修得した者
- 国土地理院の長が行う測量士補試験に合格した者
試験ガイド
受験資格 | 試験日 | 試験の方法 | 受験手数料 | 合格率 |
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制限なし | 5月 | 筆記 | 測量士:4,250円 測量士補:2,850円 |
測量士:10%程度 測量士補:25%程度 |
試験科目・内容等 | |
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測量士 | (1)測量に関する法規及びこれに関連する国際条約 (2)多角測量 (3)汎地球測位システム測量 (4)水準測量 (5)地形測量 (6)写真測量 (7)地図編集 (8)応用測量 (9)地理情報システム |
測量士補 | (1)測量に関する法規 (2)多角測量 (3)汎地球測位システム測量 (4)水準測量 (5)地形測量 (6)写真測量 (7)地図編集 (8)応用測量 |
測量士・測量士補お役立ちリンク集
国土地理院 測量士・測量士補の資格試験の詳細はこちらを参照してください。 |
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