土地家屋調査士って?
土地家屋調査士とは、土地や建物の調査、測量を行い図面作成をし、不動産登記などの申請手続きなどを行う不動産登記の専門家です。不動産の取引を行う際には、境界線などをはっきりさせておかないとトラブルになります。そういった問題を回避するために、土地家屋調査士は土地の測量や調査を行い不動産登記に必要な書類を作成するのです。
土地家屋調査士の業務は、独占業務です。土地家屋調査士の業務を資格がない者が行うことは出来ません。
土地家屋調査士のお仕事って?
基本的には、土地、建物の測量調査を行い、不動産登記に必要な書類作成、申請を行います。- 土地家屋調査士の業務
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- ■業務内容
- ○土地又は家屋に関する調査又は測量
- ○審査請求の手続についての代理
- ○提供する書類又は電磁的記録の作成
- ○筆界特定の手続についての代理
- ○その他
- 不動産登記とは
- 不動産登記とは、大切な財産である土地や建物について、その物理的状況(所在、面積など)と権利関係(所有者の住所氏名、担保権の有無・内容など)を、法務局(登記所)という国家機関が管理する帳簿(登記簿)に記載し一般に公開することにより、不動産取引の安全と円滑を図る制度です。
資格GETのメリットは?
宅建のような人気はないものの、土地家屋調査士の資格を持っていれば就職、転職の大きな武器になります。資格取得は結構難易度が高く合格率は5〜7%前後です。
不動産関係、金融関係はもちろん、独立開業も夢ではありません。
土地家屋調査士になるためには?
法務省の行う土地家屋調査士の資格試験に合格すること。また、法務局又は地方法務局において不動産の表示に関する登記の事務に従事した期間が通算して10年以上になる者であつて、法務大臣が調査士の業務(前条各号に掲げる事務を行う業務をいう。以下同じ。)を行うのに必要な知識及び技能を有すると認めたもの 。と、土地家屋調査士法に記載されています。独学で勉強する人も少なくはないようですが、専門学校などで勉強するほうが良いようです。
一級、二級建築士、測量士・測量士補の資格を持っている者は、不動産の表示に関する登記について必要な土地又は家屋に関する調査又は測量についての筆記試験が免除になるようです。
試験ガイド
受験資格 | 試験日 | 受験手数料 | 合格率 |
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制限なし | 筆記:8月 口述:11月 | 7,200円 | 5〜7%前後 |
試験科目 | 内容等 |
---|---|
筆記試験 | 不動産の表示に関する登記に関する事項で、土地家屋調査士の業務を行うについて必要な知識 短答式:五肢択一形式の選択問題。主に民法・不動産登記法及び土地家屋調査士法 記述式:製図を含む書式問題。土地に関する問題及び建物 平面測量 作図 |
口述試験 | 午前試験科目の範囲および土地家屋調査士の業務を行うについて必要な知識 |
土地家屋調査士お役立ちリンク集
法務省 土地家屋調査士の資格試験の詳しい内容は法務省のホームページをご覧ください。 |
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