公認会計士って?
公認会計士とは、監査、財務、経理、税務などのお仕事を担う会計の専門家です。また最近では会計に関する助言、立案などの会計業務、経営戦略の提案などのコンサルティング業務が会計士の業務として重要になってきています。
企業の財務諸表に関する適正性の証明する監査業務は公認会計士のみに付与された独占的業務です。
公認会計士のお仕事って?
公認会計士は、監査・会計の専門家として、独立した立場において「監査証明」を主たる業務とし、「会計」、「税務」「マネジメント・コンサルティング・サービス(MCS)」の業務を行っています。- 公認会計士の業務
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- ■監査業務
- ○金融商品取引法に基づく監査
- ○会社法に基づく監査
- ○国や地方公共団体からの補助金を受けている学校法人の監査
- ○法定監査以外の監査
- ■会計業務
- ○財務書類の調製
- ○会計制度、原価計算制度等の立案、指導、助言など
- ○不正や誤謬を防止するための管理システム(内部統制組織)の立案、指導、助言など
- ○資金管理、在庫管理、固定資産管理などの管理会計の立案、指導、助言など
- ■税務業務
- ○企業及び非営利法人への税務指導と税務申告
- ○企業再編に伴う税務処理及び財務調査
- ○移転価格税制、連結納税制度などの指導・助言
- ○海外現地法人、合弁会社設立を含む国際税務支援
- ○その他税務相談、指導・助言、代理(法人税、所得税、事業税、住民税、相続税、贈与税、消費税など)、 申告代理から税務官庁との交渉まで
- ■マネージメント・コンサルティング・サービス業務
- ○相談業務(会社の経営戦略、長期経営計画を通じたトップ・マネジメント・コンサルティング)
- ○実行支援業務(情報システム・生産管理システム等の開発と導入)
- ○組織再編などに関する指導、助言、財務調査
- ○企業再生計画の策定、検証
- ○環境会計の指導、環境情報等の保証業務
- ○株価、知的財産等の評価
- ○その他
※日本公認会計士協会HP参照
資格GETのメリットは?
公認会計士の資格を取得すると、同時に、税理士の業務を行うことが出来ます。税理士を目指している人は、ステップアップとして、公認会計士資格試験に挑戦してみても言いかもしれませんね。
公認会計士になるためには?
公認会計士・監査審査会が行う公認会計士資格試験を受けなくてはなりません。金融庁の公認会計士・監査審査会が実施する試験に合格した後、 2年間の実務経験(業務補助又は実務従事)と日本公認会計士協会が実施する実務補習を受け、修了考査に合格することが義務づけられています。
その後、内閣総理大臣の確認を受けて「公認会計士登録」となります。

試験ガイド
受験資格 | 試験日 | 試験の方法 | 受験手数料 |
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制限なし | 5月、8月 | 短答式、論文式 | 19,500円 |
試験科目 | 内容等 |
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短答式試験 | 財務会計論、管理会計論、監査論、企業法 |
論文式試験 | 必須科目:会計学(財務会計論・管理会計論)、監査論、企業法、租税法 選択科目:経営学、経済学、民法、統計学の内から1科目 |
詳しくは、公認会計士・監査審査会ホームページの「出題範囲の趣旨」をご覧ください。
公認会計士お役立ちリンク集
日本公認会計士協会 日本公認会計士協会のホームページです。公認会計士の業務などはこちらを参考にしてください。 公認会計士・監査審査会 公認会計士資格試験の詳しい情報はこちらをご覧ください。 |
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